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大人の女三人がぐだぐだ

ザ・ゴッドファーザーを観て★ネタばれ大有り

私の周りにいる何人かの男性映画フリークが「今まで見た中で一番好きな映画」に
挙げた人が何人かいた「The Godfather」。
1972年公開だからざっと37年前の世にも有名な大作だが今まできちんと見ていなかった。
     
     Godfather1.jpg

見ているうちに、マイケル役がもしかしてこの人アル・パシーノ??と
映画中盤になって気が付いた。
40年近くたっているのだから当たり前だけど、
若い頃の彼はハンサムであるとかの域を超え画面からも匂い立つほど美しい。


とにかく俳優が皆良い。
マイケルの姉役の女優は薄幸顔なのではまり役なのかもしれないけれど
演技もちょっと痛々し過ぎるかなと思った。
私が好きだったのはコルレオーネ一家に養子としてやって来たトム・ヘイゲン。
ぱっと見はヤリ手の商社マン風、でも実はつねにヴィトのそばに鎮座するスゴ腕マフィア。
いつもはクールで冷静な彼が、沸騰したヤカンみたいな性格のソニーと激しく言い争うシーンは
鳥肌ブツブツ出しながら何度も巻き戻しして見入ってしまった。


そしてこの映画の中に数ある映画史上に残る名場面のひとつ、
ウォルツへの脅迫として彼の愛馬の首を切り取り
彼のベッドへ血の滴るまま滑り込ませていたシーンで震撼。
美しい叙情的な音楽と朝もやなびくイタリアの田舎の豪華ヴィラのシーンで
うっとりと安心していたらいきなりこれである。
このやり方は最新のどんなサイコ系ホラー映画の恐怖シーンよりも
直球的なだけにインパクトが強い。
「どうやってベッドへ滑り込ませたのか?」とか言う野暮な事は言いません。
彼は敏腕トムです。何だってできるのです。


Godfather2.jpg マイケルがレストランで二人殺すシーンも
 落ち着き払っているマイケルとは逆に
 見ている方はもう心臓ドキドキ。
 本当に鉄砲は計画通りの場所に隠されているのか、
 と観る方に思わせた後
 トイレから出るところで殺戮直前に
 髪を直すマイケルを
 背後から捉える憎いカメラワーク。





シシリー島に潜伏したマイケルの結婚式初夜のシーンも忘れられません。
(おやじか私は)
瑞々しいアポロニアの裸体を見てうなった殿方がこの世に何人いることやら。
ちょっとやそっとじゃないです、アポロニア姉さんのルネッサンス彫刻より美しい体。
私、一時停止してガン見してしまいました。



Godfather3.jpg申し遅れましたが、
マーロン・ブランドの
愛すべきゴッドファーザーぶりはもう
私などが語る必要はありません。
息子達にはどうしてもかなわない・・・
やっぱりヴィトが最愛なる最高のパパなんだよね~。

毎週日曜日には最愛の妻が振舞うランチを
愛する家族全員で囲む時、
食事にまるで似つかわしくない話題を持ち込む
子供たちに妻は言う
「パパは食事の時に仕事の話はしません。」
妻の顔は見えないというのに、
ゆっくりと優しいその口調だけで
その妻がどれだけ愛され、
そしてヴィトや彼を取り巻く家族達とどんな
関係を気付いているのかを知らせてくれる
名場面だと思う。





栄光と権力を誇りニューヨークを牛耳る大コルレオーネ家のドンなのに、
「果物を買いたい」と車から一人でひょこひょこ降りたところで襲撃されてしまうなんて
どっちかと言えばおちゃめキャラじゃないんだろうか。
でもこの映画を見ているうちに私がヴィト・コルレオーネとオーバーラップし続けた人物は
なんとうちのまったり爺さん、キングである。
もちろん彼はヤ○ザじゃないけど、
闘争ではないとはいえ家族を失う悲劇を味わったことがあるとか、
一家の頭(かしら)として常に愛情を持って親戚一同の面倒を見てきたところ、
そんな点がキング自身の人生とヴィトの人生と重なり合って
大の映画ファンであるキングが生涯のベスト1にこの映画を選んだ理由が
すごく良く判った。

「家族は増えることはあっても減ることがあってはならない」と
私たちが思春期の頃から時々言っていたキング。
三姉妹は「何言ってんのー?」とよくちゃかしたもんだ。
キングの希望通り、彼から枝分かれした家族は増えはしたが一人として減っていない。
減るどころか娘二人とは今でも一緒に住んでる。

好きなことやらかして、妻にとことん骨まで愛され、
愛らしい三人の娘達に囲まれ、この人本物の幸せ者なんじゃないか?ニトロ アイコン
シャーリーズ・セロンでもキャサリーン・ゼタ・ジョーンズでも
ユッキーナでも誰でもいいけど
(そういえば森公美子も好きだったよね)
酒のがぶ飲みでも何でもやって、そうやっていつまでも元気な爺さんでいて下さい。


あ、パートⅡとⅢも観なきゃ。

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コメント

>nitro
そうだね。
ほんまもんのしあわせじいさんだよ、キングは。
こうやって、客観的に想像すると、やんわりと愛情深い男性をイメージしてしまうけど、実際には、熊と闘っても勝ちそうなうでっぷしの強さなら誰にも負けない昭和の金太郎だ。まだまだエロじじいだし、硬い硬いすじ肉もその強靭なあごでガリゴリ食べる、これ以上パワフルなじいさんは、そういないよね。

彼がときどき話す、原爆の日のこと。
ちっちゃなキング(当時4歳)は、赤ちゃんの弟を連れて、橋という橋が落ちた、運良く干潮だった被爆者でいっぱいの広島の川を歩いて渡り、廿日市まで向かう。そのときのことを覚えているとは、原爆のおそろしさはいかに凄まじいかったかと、酔うとぽつぽつ。あの年でやっと話すようになった気がする。
4歳のキング、泣きたかったけどおにいちゃんである彼は泣けない。
彼の強さはそこからすでに始まっていたのだと思う。

わしらだけでもいいから、広島のゴッドファーザーと呼んであげよう。

あれ?
でも本人は広島のジェームズ・ボンドだって言ってたような・・・。

ま、どっちでもいっか。

キングさんみたいになりたい!

ギャング映画~カッコいい~

マグロ君はモブスターズが好き~


ぽちっと!

これ読んで、キングのこと考えてちょっぴりウルルンしちゃった。

・・・のによ。

クイーンと、「近所にある会員制の喫茶店ってどんなお店なんだろうね?」って話してたら、
キングがエロい顔してひとりで何かブツブツ言ってる。

「ぐふ。ぐふ。トップレスかの?ぐふふ。」

カンチョーしていいっすか?いいっすか?

そうなのよね。
なんかキングの事、再確認というか初めて彼の人生について深く考えてしまった。

キングも私たち子供には仕事の話、一切しなかったよね。

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