はしごだけは変わっていなかった
よく行くところ、みなさんにとってそれはどこでしょうか。
独身時代のわしにとってのそれは間違いなく「飲み屋街」でした。一軒で帰れるわけもなく、朝日を見るまで肝臓叩いてまじめにはしご酒にいそしんでいたあの頃。
しかし時は流れ、あろうことか母になり、田舎のシェルターに身を隠す今、まむたんのよく行くところは「飲み屋街」から「近所のスーパー」にひっそりとシフトチェンジしました。周りはもう何も見えていない牛歩の直角モンスターばかり。中学の担任の先生からは「上を見て生きろ」と言われましたが、周りを見るとジェニロペ気分になるのは自然の感情です(当社比)。そくわんの背筋を気持ちほど伸ばし田舎のスーパーへ。より安いもやしを求め、機能重視ファッションで今日も3軒はしごです。ドン小西が突撃ファッションチェックに来たら、ドン引きされるでしょうが、気持ちはジェニロペなので気にしない。
そんなわしのテリトリー田舎のスーパーの自由奔放っぷりを、今日もご紹介したいと思います。

抱っこして寝たいほどの、長さ50cm大の牛の大腿骨が精肉コーナーに堂々と横たわる、それが田舎のスーパーです。誰が買うのか興味があるところですが、それよりもこれが入る寸胴があるお宅がこの田舎に何軒あるのか。白石君に借りてこなくちゃ。

牛テールならぬ豚テールだってあります。トロルの鼻を連想させるカタチですが、まるでホンムシのようなこの色だと、どことなくひわいな気がするのはまむたんの心が汚れているからでしょうか。お求めやすい価格で気になりますが、宗教上の理由から購入できず非常に残念です。

もちろん普通のお肉もスタンバイ。田舎のお年寄りは高脂血症なんて気にしちゃいません。

キムタクが頭をよぎって買っちゃえませんでした。

そんなお肉に強いスーパーですが、お魚コーナーの力の入れ具合も圧の強さがハンパない。高部知子に見習ってほしいものです。

田舎のスーパーは買い物に来たお年寄りをポップの嵐で励まします。♪するな、と言われても~ッ!

そんなお魚コーナーにて。これだと「恐怖、骨なし魚!」になっちゃうのがフォントのマジック。
はしごスーパーしながらにやにやうろついていますが、先日あれよりもさらに上をいく商品を発見。

なんと9円!9円です!!しかも税込!!
10玉食べても90円(税込)!!ハラショーー!!!
