District 9
ずっと映画が苦手でした。
2時間集中力が持たないのです。
気の迷いでたまに映画館に出向いたとしても、壁のデジタル時計を見ては、
「あぁ、まださっきから3分しか経ってない・・・」
と何度もがっかりし、ようやくエンドロールが流れた時のあの開放感。
ところがホラー映画だけは別でした。
わしらのちびい頃はホラー映画最盛期と言っても過言ではないほど、
映画館では新作旧作ホラーが常に上映されており、
週末はオールナイトでホラー3本立てなんてのも普通だったのです。
一人歩きができるようになった今、
空いた時間を見つけては映画館へ行くのが大好きになりました。
お客さんまばらの映画館で、ビールを飲みながら、大きなスクリーンでホラー映画を見る。
最高です。
だめですか、こんなアラフォー。

第9地区
エイリアン映画ではかなりの重要度である“なぜエイリアンが地球にやってきたのか”が、
ただの「これまでのあらすじ」に要約された冒頭シーンからはじまる。
エイリアン菌に感染し、ちょっとずつ海老系エイリアンに変身していく主人公ヴィカス。
頭脳派エイリアンクリストファーと力を合わせ宇宙船へ戻り、人間の体に戻してもらうはずだったのだが。
グロ描写がハンパない、とか、感動のあまり泣きながら映画館を後にする女子多数、とか、
内容がちょびっと似ていることもあり“裏アバター”として大絶賛されていたこの映画、
どうしても映画館で観たかったので行ってきたはいいのですが、
まあ結果から言えば、前評判のよさに過度の期待は禁物というところでしょうか。
グッとくるシーンが一つもなかったというのが本音です。
なんか、何を撮りたかったんじゃろう・・・?みたいな。
映像というよりも人間の心のグロさを表現したかったのでしょうが、なんとも中途半端というか。
エイリアンの大好物がキャットフードという設定に何の意味もないし、
クリストファーと坊やが子機ごと何かしらんビームみたいなんで宇宙船に吸い込まれる、
ってそれ出来るんならなんで最初っからせんかったん?20年かけてためた黒い液体いらんじゃん。
てか黒い液体ってただの燃料なのに、顔にかかったらなんで感染してエイリアンになるのだ?
とどめは最後のシーン、ギャグかと思った。
ザ・フライとマーズアタックとスターシップトゥルーパーズをぐるぐる混ぜ合わせて、
最後にアバターエキスを入れたような映画でした。
というわけで、ここまで読んだいただいた後でこの映画を観たら、
「なんだ、そんなでもないじゃん。おもしろいよこれ。」って言ってもらえるような気がしないでもないです。
つかもう次に観に行くこの映画のことで頭がいっぱいなのら。

ANVIL in HIROSHIMA
なんかしらん今月は、実に充実したライヴ月。
先々週は、広島市内にてひとみちゃんのバンドのライヴ。

ここのライヴハウス、楽屋が2畳ほどしかないのに外タレもたまに来る。
先週は、酒まつりの聖地西条にて船越栄一郎氏のバンドのライヴ。

食べ放題飲み放題で3000円という異色ライヴ。
ポテチにポップコーン、ええとこ冷めたフライドチキンじゃろ、と期待せずに行ったのだが、
フライドポテトにフライドチキン、焼き鳥焼きそば春巻き枝豆、どでかいお鍋にあつあつおでん、
もうこれライヴじゃないって。
バンドとバンドの間のセッティング時、談笑しながら飲んで食べまくる観客・・・、結婚披露宴?
そして今週、待ちに待ったANVILのライヴ。

行こうか行くまいかちらっと悩んだけど、やっぱり行ってよかった。
なんじゃー言うても50歳過ぎてなお曲を作り、13枚ものアルバムを出し、
ライヴを演り続けている彼らの30年間、その底力をひしひしと感じた。
そしてそれを暖かく迎えるヘヴィメタファンたち。
ギュウギュウの押し寿司状態ではなかったけれど、その分良い空気が満ち溢れていたように思う。
ライヴバンドなんだね、CDで聞くよりも何倍もよかった。

前売りならば7000円だったのに、直前まで悩んだ末、当日券を買ったら7500円だった、
のチケット。悩んだわしにバチが当たったのだろうか。
頭を振り、脇を見せ、大声でおらんだ楽しい夜はあっという間に終わった。
はしゃぎすぎたのか、ボタンが飛び、壊れたわしの半ズボン。
次の日。
「ただいま~~~。ズボン壊れた。へへへ。」と言ったら、
すぱなに「中学生かっっっ!!!」て言われた。
中学生は酔っ払ってクアトロなんか行かないもんねーだ。
先々週は、広島市内にてひとみちゃんのバンドのライヴ。

ここのライヴハウス、楽屋が2畳ほどしかないのに外タレもたまに来る。
先週は、酒まつりの聖地西条にて船越栄一郎氏のバンドのライヴ。

食べ放題飲み放題で3000円という異色ライヴ。
ポテチにポップコーン、ええとこ冷めたフライドチキンじゃろ、と期待せずに行ったのだが、
フライドポテトにフライドチキン、焼き鳥焼きそば春巻き枝豆、どでかいお鍋にあつあつおでん、
もうこれライヴじゃないって。
バンドとバンドの間のセッティング時、談笑しながら飲んで食べまくる観客・・・、結婚披露宴?
そして今週、待ちに待ったANVILのライヴ。

行こうか行くまいかちらっと悩んだけど、やっぱり行ってよかった。
なんじゃー言うても50歳過ぎてなお曲を作り、13枚ものアルバムを出し、
ライヴを演り続けている彼らの30年間、その底力をひしひしと感じた。
そしてそれを暖かく迎えるヘヴィメタファンたち。
ギュウギュウの押し寿司状態ではなかったけれど、その分良い空気が満ち溢れていたように思う。
ライヴバンドなんだね、CDで聞くよりも何倍もよかった。

前売りならば7000円だったのに、直前まで悩んだ末、当日券を買ったら7500円だった、
のチケット。悩んだわしにバチが当たったのだろうか。
頭を振り、脇を見せ、大声でおらんだ楽しい夜はあっという間に終わった。
はしゃぎすぎたのか、ボタンが飛び、壊れたわしの半ズボン。
次の日。
「ただいま~~~。ズボン壊れた。へへへ。」と言ったら、
すぱなに「中学生かっっっ!!!」て言われた。
中学生は酔っ払ってクアトロなんか行かないもんねーだ。

ROBO GEISHA
つい先日、東京残酷警察のしいなえいひちゃんからメールをいただきました。
以前、出演者の紅井さんからコメントをいただいた時も思ったのだけど、
こういうことがあると、ブログとは現実なのだな、と妙に納得してしまう。
何を隠そう、このブログを立ち上げる前にnitroとこんな事を話していたのだ。
nitro「カルト映画関係者の目にとまってさ、どうする?まむちん、マニア系ホラー映画出演依頼が来たら。考えたらわくわくするね~。夢が広がるね~。」
まむし「おうよ。そこ狙ってんだべ。」
nitro「できればタランティーノ作品でデビューだよね。」
夢広がりすぎて、海を越える。
さて。
また行って来ました、居酒屋太閤。


(左)これぞ伏魔殿といった佇まい。しかしもう躊躇なく入れるようになりました。
(右)毎度、異様にねたねたするカウンターでまずはビール。


(左)卓上のお醤油をかけたらどす黒い液体が流れ出た。さすが太閤、やっこも油断はできん。
(右)ふぐ唐は、明らかに一夜干しを無理やり揚げたものが出た・・・。が、日清製粉は偉大。


(左)この時期飲まねばいつ飲むか。
(右)ベーコン×マヨネーズは禁断のハーモニー。(浮き輪がふくらむ)
今回もチャイナドレス姉妹には遭遇できなかったけれど、そろそろお時間となりました。
長くお付き合い戴いている方は、この流れですでにおわかりだと思いますが、

横川シネマに映画観に行ったんです。
片腕マシンガールや恋する幼虫の井口昇監督の『ロボゲイシャ』。
芸者がチェーンソーになり、芸者がトランスフォームで戦車になり、芸者が上半身ロケットで空を飛ぶ。
「血をあまり出さずに」という条件の下で作らねばならなかったゆえにホラー的要素はなく、
猛烈な怒りや悲哀を取り除いてしまったらナンセンスなギャグだけが残っちゃったという感じ。
女性のお尻から刀が出たり、
目にエビフライぶっ刺したり、
城が巨大ロボットになったり、
かかと斧はまんま殺し屋1だし、
挿入歌はLive and let dieのパクリ(映画の内容に意味は合っとるけど)みたいだし、
挙句の果てには、そもそも姉妹ゲンカから始まった戦いなのに最後は取って付けたような姉妹愛。
「なに言ってんだよ。これこそはちゃめちゃいぐっちゃんワールド!わかってねーなー。」
なんて言われそうだけど、それもごもっとも。結局は好みの問題。
心惹かれる映像ではなかったのと、全体的におこちゃま向け戦隊ものにしか見えなかったので、
今回はごめんなさい。
てか主人公のおにゃのこの萌え度に敗因があるのでは。←これこそ好みの問題だろ。
ただ、片腕マシンガール同様、亜紗美ちゃん(テングン役)の動きは素晴らしかった。

戦うシーンで日本でこんなにいい動きできる女優さんってそういないのでは?
ちょっぴりのぞいて見たい方はどうぞ。トレーラーでおなかいっぱいになれます。
ROBOGEISHA予告編
お花見2010

お花見だー。

今年もずっしり重い、お寿司屋さんAのお花見弁当。

がぶがぶ飲んで、

眠ってしまうと、

たいていこんなんされる。

一升瓶にご満悦なマイケル。

ツーショット写真撮影にも快く応じるマイケル。

「あーん」でさえ喜んでやったげるスーパースターマイケル。

「うちもマイケルになりたい」と言うメタリ子。このポーズでマイケルらしさがキマるらしい。

れんちもマイケル。

楽しい時はあっちゅう間。さあ、みんなで歩こう。

いるはずもない毛布の中の赤子に話しかけるメタリ子。
「おー、よしよし。見てごらん、お花がきれいだね~ぇ。」
恐怖・妄想母!!

着いた、讃岐屋。
高級外車のように堂々と店の前に置かれたガンジー社長のお花見グッズキャリー。
みんなの尻に敷かれたブルーシートありがとう。来年もよろしく。
マイケルは月見とろとろうどん・・・、食べたのに写真がない。
ドンマイ、ケル・・・。

NINE
日曜日の夕暮れ時。
映画『NINE』を観にワーナーマイカルシネマズへ。
チケット売り場で座席表を見ながら「ここいらへんにして~。」とお願いすると、
「申し訳ございません。すでに埋まっております。この列でしたら通路側なら・・・。」
と言われ、もしや満席に近い!?あわや立ち見か!?と思われたが、
入ってみると、お客さんわし入れて合計6人。
なんじゃそら。

NINE~ナイン~
ネットレヴューでは「内容が無いん(NINE)よ~ぉ」なんて、さんざんな言われようですが。
内容なんかなくっていいじゃん。
素敵な女優さんがこれでもかってくらい女をアピールする、これぞまさに美の競演。
中でも、圧倒的な歌唱力と映像美のファーギーワールド、最高!
何がすごいって、あの体のボリューム。食べ物にたとえるなら間違いなくカツ丼。
海辺の掘っ立て小屋からズサリズサリと出てきたときは、自虐の詩の熊本さんかと思いました。
「ミュージカルはやっぱり舞台でなくっちゃ」という意見が多いらしいけれど、
このファーギーの砂ダンスは映画じゃないと絶対に無理。
想像しただけで目が、目が、砂が入って痛いーーー。
(CGに頼ってなかったらスゴイ。)
小難しいストーリーなんて絡んでなくていいのだ。
女ったらしの主人公グイドに「男ってダメねぇ~」なんて愚痴りながら、
素敵な映像と音楽をPV感覚でゆるりと楽しむのが、この映画の真の見方ではなかろうか。

映画『NINE』を観にワーナーマイカルシネマズへ。
チケット売り場で座席表を見ながら「ここいらへんにして~。」とお願いすると、
「申し訳ございません。すでに埋まっております。この列でしたら通路側なら・・・。」
と言われ、もしや満席に近い!?あわや立ち見か!?と思われたが、
入ってみると、お客さんわし入れて合計6人。
なんじゃそら。

NINE~ナイン~
ネットレヴューでは「内容が無いん(NINE)よ~ぉ」なんて、さんざんな言われようですが。
内容なんかなくっていいじゃん。
素敵な女優さんがこれでもかってくらい女をアピールする、これぞまさに美の競演。
中でも、圧倒的な歌唱力と映像美のファーギーワールド、最高!
何がすごいって、あの体のボリューム。食べ物にたとえるなら間違いなくカツ丼。
海辺の掘っ立て小屋からズサリズサリと出てきたときは、自虐の詩の熊本さんかと思いました。
「ミュージカルはやっぱり舞台でなくっちゃ」という意見が多いらしいけれど、
このファーギーの砂ダンスは映画じゃないと絶対に無理。
想像しただけで目が、目が、砂が入って痛いーーー。
(CGに頼ってなかったらスゴイ。)
小難しいストーリーなんて絡んでなくていいのだ。
女ったらしの主人公グイドに「男ってダメねぇ~」なんて愚痴りながら、
素敵な映像と音楽をPV感覚でゆるりと楽しむのが、この映画の真の見方ではなかろうか。
